My Blog

のんびり日々のことを綴っていきます

ペットとの暮らしで得るもの

      2020/12/16

記憶をさかのぼること三十数年前、私が小学生になろうかと言うぐらいの時に初めて我が家にペットがやってきました。
お友達のお家で産まれた雑種の犬でした。
名前は、コロです。

しかし、私自身子供だったし、子供なりに頑張って可愛いがってたのですが、まだ加減の分からない子供の可愛がりは、コロにとっては苦痛だったのでしょうか、コロが大きくなるころには、すっかり嫌われていました(笑)
飼い犬なのによく噛まれました、、、
でも、なぜだか嫌いになれず、よく構いにいき、そしてそのうち怒らす。の繰り返しでした。
そんなやんちゃなコロでしたが、病気には勝てず、亡くなってしまった時は、私自身、初めて身近な者の死。で、とてもとても悲しくずっと泣いていました。
犬小屋の前には、空の牛乳瓶にお花をさし、よくコロに手紙も書いていたのを、今でも鮮明に覚えています。

その時、どんなに自分より大きくても、強くても、ペットは私より、先に亡くなってしまうんだ。人が守ってあげる存在なんだな。と、子供心に感じました。
それからは、守るべきもの。
可愛がってあげなくては。
と言う気持ちが増し、私も感情が先に動く子供だったせいか、お年玉で、ウサギを買ってきたり、お祭りにいけば、カラーひよこやウズラが当たるくじをしたり(今は無いですよね)、野良子猫や、野良子犬、怪我をした雀など、書き出したらきりが無いぐらい、動物と関わってきた気がします。
当時私の親は大変だったのじゃないかと、大人になり気づきました(ごめんなさい)
しかし、ペットを飼うと、嫌でもやってくる死。
それでも私はペットと共にいたいと考えています。
やがて来るお別れはとても辛いものですが、言葉が通じないからこその態度や目での訴えの愛情表現など、ペットとのかかわりで育つ人の心があるように思います。
その後私は、動物の専門学校に進み、トリマーという職にもつきました。
好きな事を仕事にすると好きだけではやっていけないこともあるのだということも学びました。
現在は子育て中の為トリマーはしていませんが、お家では、猫を飼っています。
いろんな形で動物とかかわりましたが、これからもペットと共に暮らしていくと思います。

その時飼っているペットは、いつでも唯一無二の存在です。
dog_golden_retriever




 - ペット