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非破壊検査とは?

      2021/07/04

非破壊検査(NDT)について説明を行っていきます。
非破壊検査は素材や品質管理を徹底して行うために、材料や材質、構造物など細かなところ、種類に関わらず検査を行うことです。
鋼管検査などもあります。

非破壊という名前がついていることから分かるように、検査物の表面や内面に傷を一切つけることなく検査を行うことが可能になっているので、上記のように、品質をキープするという面では最高峰の検査方法になっています。

現在では、この非破壊検査が有効と見られている理由には下記のようなものがあります。
製造技術の向上、製造コストの低減、信頼性の向上です。
対象物を傷つけたり、分離したり、破壊したりすることなく欠陥の有無や対象物の性質、状態、内部構造を知ることが可能です。

ちなみに、非破壊検査には数種類あり、光学、色彩学の原理を利用した目視試験、浸透深傷試験、それから放射線の原理を利用した放射線透過試験、CTスキャンなどさまざまなものがあります。

「非破壊検査」の中で、最も利用されている検査方法は、超音波を利用したものになります。
これはパルス反射法欠陥によって反射された超音波を受信して欠陥を検出する方法です。
これは表面の欠陥ではなく、内部の欠陥を検査末う検出方法です。
ブローホールや溶け込み不良、融合不調、スラグ巻き込みなど、正規の超音波と不調の超音波の反射を比較することで、欠陥を発見することが出来ます。
ちなみに、今までの検査方法とは違って、コストが比較的かからないところも特徴になっています。




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